エンジンに限らずすべての動力源は矛盾を抱えています。燃費を向上させて環境性能を高めるというテーマと、胸のすく加速性を可能にする出力性能というテーマを、両立させなければならないという矛盾です。ぎりぎりまで燃料の消費を抑えたエンジンは、燃費の良さとは引き換えに、加速が悪くなり車を運転する楽しさも損なう。燃料を多く燃焼させればパワーの追及は容易ですが、燃費だけでなく排ガスによって地球環境も悪化させてしまう・・・。
しかしながら、日々続けられているカーエレクトロニクス技術開発、ハード技術の進化、ソフトウェア技術の進化、それらの恩恵を受け、エンジン制御技術は進化し、エンジンの命題を高次元で両立させることを可能にしました。現代のエンジンは、かつてとは比べものにならないくらい高い燃費性能と高出力性能を得ているのです。
エンジンは本当に進化しました。たとえばガソリンエンジンの燃焼効率を見ると、現在は25〜27%と言われます。しかし、向上の余地はまだまだ残されているのです。それにはソフトウェア制御を中心とした電子制御が不可欠なのです。燃料噴射量のコントロール、バルブの開閉タイミング、最適な状態を短時間に割り出すための各種シミュレーション。エンジンの小型・軽量化、ハイブリッドカー使用での最適化。エンジンの進化とともに歩んできたシステムOne。エンジンは進化の途上であり、その命題も尽きることがありません。同時に、システムOneの活躍の場も尽きることがありません。
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